目次
はじめに
「目標管理がうまくいかない」「成果が見えない」と悩む現場は多くあります。その原因の一つは、KPIとKGIの役割が曖昧なまま目標設定をしていることにあります。本記事では、KPIとKGIの違いと現場での効果的な設定方法を紹介します。
KPIとKGIの違い
指標 | 意味 | 役割 | 例 |
KGI(Key Goal Indicator) | 重要目標達成指標 | 終点となる最終成果 | 年間原価5%削減、納期短縮30%など |
KPI(Key Performance Indicator) | 重要業績評価指標 | KGIを達成するための中間指標 | 提案件数/月、不良率、1人あたり工数など |
現場での導入ステップ
- KGIを設定:事業や部門の最終成果を明確にする
- KPIを設定:その成果に直結する中間行動や要素を数値化
- モニタリング方法の明確化:月次レビュー、見える化ツールの活用
KPIが曖昧だとどうなるか?
- 「頑張ってるけど成果が見えない」状態に
- チームのベクトルが合わず、改善効果がバラバラに
まとめ
KGI=“ゴール”、KPI=“道のり”。両者を意図的に設計し、適切に分けて管理することが、目に見える成果と現場の納得感につながります。
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